籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)

あらすじ

下野の国
佐野の絹商人、佐野次郎左衛門は、江戸で商いをした帰りに、話の種にと桜も美しい吉原へやってきます

初めて見る華やかな吉原の風情に驚き、帰ろうとすると吉原一の花魁、八ツ橋の道中と遭遇します

この世のものとは思えないほど美しい八ツ橋に次郎左衛門は魂を奪われてしまいます

それから半年、あばた顔の田舎者ながら人柄も気前も良い次郎左衛門は、江戸に来る度に八ツ橋のもとへ通い詰め、遂には身請け話も出始めます

しかし八ツ橋には繁山栄之丞という情夫がおり、身請け話に怒った栄之丞は次郎左衛門との縁切りを迫ります

それを知らない次郎左衛門は八ツ橋を身請けしようと同業の商人を連れて吉原へやってきますが、八ツ橋に突然愛想づかしをされ、恥をかき、うちひしがれて帰っていきます

4カ月後
八ツ橋に愛想尽かしをされた心の傷も癒えたか次郎左衛門は何気ない様子で再び吉原へ八ツ橋を訪ねてきた

八ツ橋もあの時は悪かった。と謝ったが、二人きりになったところで、次郎左衛門は持ってきた刀で一刀の元に八ツ橋を切り殺してしまった

次郎左衛門は満座のなか恥をかかされたのに腹を立てたか
八ツ橋に愛想尽かしをされたのを恨んだか
面目を潰されたことで憎くて愛しい八ツ橋を殺して自分ひとりのものにしたという美しくも哀しい結末

花魁八ツ橋に尾上菊之助

次郎左衛門に岳父中村吉右衛門

間夫に実父尾上菊五郎

人間国宝に囲まれて菊ちゃんの成長を観た思いがした

吉右衛門さんが少し元気がなかったのが残念でした

なお

同じタイトル

勘三郎さん、玉三郎さん、仁左様の出演のシネマ歌舞伎があるようです

機会があれば観たいと思います
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by spremuta-arancia | 2016-02-25 16:53 | 文化芸術 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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