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 富田メモには、昭和天皇のご発言として松岡洋右元外相と白鳥敏夫元駐イタリア大使の名が挙がっています。

2人とも日独伊三国同盟のために活躍した人物だから、天皇が三国同盟によほど反対しておられたと判断する根拠にはなるでしょうが、今回のメモと、昨今話題になっているA級戦犯の合祀論や分祀論とは直接的な関係はないと思います。 

天皇がA級戦犯に批判的だから分祀するべきだとか、追悼の施設を設立するべきだという意見に発展するのは別な話です。

A級戦犯が合祀されているから、靖国に参拝しないというのであれば、あれほど天皇を戦犯リストに入れないために努力した東条英機元首相の主張とのつじつまが合わなくなります。 

東京裁判はもともと裁判の名に値しない政治決着です。

昭和44年から49年まで靖国神社の国家護持論が国会で紛糾し、A級戦犯が合祀されたのは昭和53年です。

たしかに天皇は昭和50年を最後に参拝されていないから、合祀にこだわられたという見方もなくもないですが、ご発言の記録の日時が合祀後10年も経た昭和63年というのは時期がズレ過ぎています。

首相の靖国参拝、総裁選を控えた時期のスクープだけに気にかかります。

戦没者の慰霊を置き去りにした何やら政治的な意図を強く感じます。
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by spremuta-arancia | 2006-07-24 15:46 | ニュース | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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