権三と助十

「大岡政談」の内、「小間物屋彦兵衛」の一件。

堅苦しい歌舞伎とはちょっと趣の違う。喜劇、人情劇。

『てやんでえぇ。べらぼうめ』の世界。

言葉遣いも現代人のよう。

駕籠かきの権三に團十郎さん。

助十に菊五郎さん。

家主六郎兵衛に左團次さん、

小間物屋彦兵衛に横綱審議会でも有名な沢村田之助さん。

彦兵衛が旅籠屋の女隠居を殺害し、百両の金子を盗んだ「とが」で捕らえられ、牢死した。

父はそんなことをする人間ではない。

父の潔白を証明したいと、大坂から息子が現れる。

実は事件の晩、権三と助十が、凶器らしいきらりと光るものや着物の袖を洗っている怪しい男を目撃していた。

大家さんはその話を聞いて妙案を考え、三人を連れて恐れながらと大岡越前守に申し出た。

大岡裁きの結果、やはり二人の見たのが真犯人で、牢死したはずの彦兵衛さんも実は生きていたという大団円。

初日でしたのであまりアドリブがありませんでしたが、二人の掛け合いは千秋楽の頃にはますます磨きがかかり、きっと面白い劇になっているでしょう。

この劇の主役は團菊ではなく大家役の怪優、左團次さんだと思う。

登場人物の中で一番セリフが多くてとっても苦労していたが、日にちが進むに連れてきっとアドリブバンバンだと思う。

昼の部は終盤(10月25日まで)見たほうがいいかもしれない。
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by spremuta-arancia | 2007-10-03 17:28 | 文化芸術 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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