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施設から帰る時に

エレベーターの前で談笑している入居者の男性(じいよりは年下かな)から

「お父さん、喜ばれたでしょう」

と言われました

文句の多い仏頂面のじいの不平不満を聞かされた挙句に気まずい沈黙が流れたあと、

「じゃあ、帰るね」と退席してきた私たちにこの言葉

「お父さん、喜ばれたでしょう」

あいまいに「ええ」と答えてその場を後にしました
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『この部屋は暑くてかなわん』

入居を決めた去年の冬

まだ入居者が少ないので部屋は選り取り見取りだった

じいと姉家族とみんなで一緒に見に来て陽当りの良さから選んだ部屋だった

昨日、夫に対して『Kくん!この部屋は君が勝手に選んだんだろう』

勿論、否定しました

『定員一杯になってきて今更部屋を変えてもらうわけにもいかない

この部屋は陽当りが良すぎて暑くてかなわん』

「エアコンを使えば?」

『ワシはエアコンが嫌いなんだ!

冬の夜間、寝ている間に様子を見にきた職員がエアコンをつけていくことがあるが、

ワシは着るもので調節するんだ。勝手にエアコンをつけてもらっては困るんだ』

ん。確かにエアコンは喉を痛めるかも?

この時期は廊下のエアコンも利いていない

廊下から冷気を取り込むこともできない

ならば、窓をあけるなりして調節すればよいのに

それもしないで、暑い暑いと文句

(扇風機という方法もあるが、私からこの提案はしない)

感謝をして日々を過ごすということをしないで93歳の今日まで来たのだろうか?

だから嫌なんだ。じいのところへ来るのは!

あらいやだ。自分も文句たらたらおばさんになっちゃってる!
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先の入居者のおじいさん

家族が面会に来られたら

嬉しそうにされるのだろうか?
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by spremuta-arancia | 2008-10-10 05:35 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


by spremuta-arancia