じいの施設を訪問

夫と一緒に行きました

『M子はそこで死ねばいいじゃないかと言うが
ワシはここを出たいんだ
どうしてくれる?』

また同じことを言い始めました

私は沈黙を守り夫が全部対応してくれました

「おじいさんは一体どうしたいの?
M子さんの家へ行きたいなら自分で頼んでみたら?
でもM子さんはまだ4年ほど仕事をするつもりだからおじいさんの面倒は看られないと思うよ
昼間おじいさんは一人で留守番ができない
M子さんの家は古い3階建てのマンション2階でしょう
階段しかないし、部屋の中はバリアフリーでもないし
M子さんの家の風呂は一人じゃ入れないけどここなら入れてもらえるでしょ。」

『いや、エスカレーター(エレベーターと言いたいのだろう)があるから階段を昇る必要はない』

訳わからないことを言うのはアルツハイマーだから仕方ないのかな?

「おじいさんが言っていることは訳がわからないのだけど、一人では生活できないのだからここにいればいいじゃないの?」

『身内の近くに行きたい』

「じいさんの身内は千葉か名古屋しかないよね」

『それだけじゃないわ。毎年手紙だけは寄越す小牧も居るぞ』

全く寄り付きもしない兄貴のことを言っているのか?

一体何を言っているのやら?全く現実的じゃない

「お兄さんは寄り付かないじゃないの?
ここにいればおじいさんのただ一人の妹のとし子さんも訪ねてきてくれるし、名古屋に居るのがいいじゃない?」

『最近はワシは体が弱ってきている。食べる物が美味しくない。
病気になったり、死ぬようなことがあったらどうしたらいい?』

「大丈夫だよ。そんな時は私たちがいるから」

『身内としての責任はどうするんだ?』

「はあぁ?何の責任?」

夫がはっきり言ってくれた

私たちはやるべきことはやっている

じいに責任云々などと言われる筋合いはない

中々タフなじいだがそれ以上は何も言わなかった

「心臓が悪いといいながら93歳まで生きられた
こんな幸せなことはないじゃない?
感謝しなきゃいけないよ
僕たちに感謝するんじゃないよ
神様仏様に感謝するんだよ
じゃぁまた訪ねてくるからね」

『あぁご苦労様!』

帰るときに施設の看護師さんに会ったので

「最近ごはんが美味しくないと言っています」

”へえぇ?そうですかぁ?毎食全て召し上がってますけどね”

ここ笑うとこです
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by spremuta-arancia | 2009-04-04 17:19 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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