一人で行った

じいはもう我儘などは言わなくなったと思っていたが、間違いだった

一人でじいの施設を訪ねた

以前と全く変わらず

『ここにいても仕方がない』

『明日、ここを出る』

『ワシには家族がいない』

『皆の所へ行きたい』

『お前は昔と比べて代わった』

お前(って私のこと)の名前も言えないくせに

家族はいないのに、皆って誰よ

今日がいつで明日がいつかもわからないくせに

少しは長い時間いて話の相手をしてあげようと思っていたのに

あぁぁ一人で来るんじゃなかった

結局、相変わらず不平不満のオンパレードだった

「それよりトシ(兄貴)に会いたくない?」(ちゃんと名前を言いましたよ)

『あいつは他人だわ』だって(即答)

先日、兄貴からの年賀状を見て

『ウチのトシだわ』と即答したのになぁ…

ところで先の話の続き「おじいさんの家はここなんだよ」と言うと

『ああ!』と言って頭を抱えた

『(仏壇を指して)あれはどうなるんだ』

「ここがおじいさんの家だから、あれがここにあるのは当たり前でしょ」

正月に訪ねて私の名前が出てこなかったとき

『名前を言えなくてはいかんのだけどね』

済まなさそうに言っていたが

あれは、夫と娘への配慮なの?

病院へ連れて行くなどの世話は、イヤではないというか仕方がない

と思っている

でも、こんな嫌味に付き合って我慢して聞いているのは正直もう疲れた

あぁぁ一人で来るんじゃなかった

今度また同じ話をしたらもう二度と来ないからね

と言ってやりたい
[PR]
by spremuta-arancia | 2010-01-08 23:57 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


by spremuta-arancia
プロフィールを見る
画像一覧