一人で行った

今日もじいの施設へ一人で行ってきた
まずびっくり!
立っているではないか!
「おじいさん立てるの?一人で動けるの?」
『今、昼ごはんを食べて部屋へ帰ったばかりだ』
スタスタ歩いて洗面所で歯を磨き出す

本当に驚く
1月4日オシッコが出なくてA医大病院へ行った時には一歩も歩けなかったのです
検査をするのに看護師が忙しくて手が離せないから
”娘さん一人でこのパンツに履き替えさせてください”と言われて
えー?しゃあない。一人でやるか「はい。わかりました」
まるで、私に協力するように、じいは自分でベッドに上がった
ありゃ!やればできるんじゃん
なんとか仰向けに寝かさなきゃ
「おじいさん上を向いて寝て」
と上を向かそうとした時

手が空いたらしく、看護師の”あとは、やりますから”の声が聞こえた瞬間
じいの動きがパタッと止まった
結局、後は看護師が履き替えさせてくれたが
あの時、じいは本当は動けていたのじゃないか?

早速、今日の一言
『K子(今日はすんなり私の名前が出た。不思議)が来たらここを出て行く相談をしようと思っていた』
まだ言っている

じいはこの施設へ入って3年になる
新設されたばかりの時に入った
職員はみんな親切でいい人ばかりで助かっている

『ここを早く出なきゃいかんのだ』
「前にも言ったでしょ!ここがあなたの終の棲家だってM子(姉)さんも同じ意見だよ」
「何故ここがいやなの?」
「人がいやなの?」
『ここの雰囲気がいやなんだ』
「それはどこへ行っても同じだよ」
「あなたが楽しもうとしなければ、どこへ行ってもいっしょだわ」
『そんなことはない』

「それより、あなたにはもう一人子どもがあるじゃないの?」
『誰だ?トシ彦のことか?』(母の葬儀以後一度も顔を出さない兄貴)
「そう、M子さんも、私もおじいさんが死ぬまでここにいればいいと思っている
それでも、ここを出たいというならトシ彦さんに聞いてみれば?」
『あいつには孫がいる』
「子どもや孫とは同居していないよ。
私たち姉妹はおじいさんの家はここだと思っているのだから、イヤならトシ彦さんに聞くしかないね」

『あんなもん他人だわ。もう、トシ彦のことは言うな。年寄りをいじめるな』
「おじいさんがここを出たいなんて訳のわからないことを言うからでしょ」

ここを出たいという話しかしない。つまらないからTVでも見るか
TVのスイッチON
『…』
静かになった
しばらくしたら
『zzz』
ふて寝てしまったので帰ってきた
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by spremuta-arancia | 2010-01-15 18:13 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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