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履修不足

全国各地で履修不足でこのままでは卒業が危ぶまれている高校生が大勢いるそうです。

履修する必要があるかどうかは別の論議としましす。



現代社会での問題を浮き彫りにした現象だと思います。

大学への合格率を高めようとするあまり本来学習しなければならない教科を切ってしまった。

効率を求めるあまりに起きた問題です。

一見無駄と思うことも長い眼で見たらとても必要なことを目先の利益を重んじるあまり、切ってしまった。

話が少しそれますが、こんな例があります。

障害者を別の場所で生活をさせています。

例えば、ろう学校。盲学校。養護学校。

私は大人になるまでそういう障害を持つ人たちと出会うことがありませんでした。

そういう人たちが居ることさえも知らなかったのです。

もし、身のまわりに生活していたら。

自分たちの通う学校に通っていたら。

接し方が身に着いて優しくできたと思うのです。

以前に、当ブログにも載せた記事。知的障害の男の子がバスに乗リ合わせたのを女子大生が「うざい」「○○でほしい」と言った。

若い子達が平気でそんな残酷な言葉を口にする。

小さいころから、ごく身近に生活していたら、知らず知らずに優しくなれると思うのです。

ノーマライゼーション

障害者と係わるボランテイアをしていると必ずこの言葉を聞きます。

ごく身近に生活していたら、ことさらこんな言葉を遣わなくてもいいと思うのに。

話がずれてきました。

住み分けをしてきたのです。

優しさを身に着ける機会を目先の効率を重視したために逸してしまったのです。

こういった無駄を捨ててきたツケが今廻ってきたたのじゃないでしょうか?
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by spremuta-arancia | 2006-10-28 07:30 | ニュース | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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