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アルツハイマーじい

姉(M子)はじいに『そちらでみんなに可愛いがられて仲良く暮して死になさい。』と言いました。

M子がワシに「そちらで死ね」なんて言うはずがない。と思いたい。

いつまでもワシの思う優しいM子でいてくれると思いたい。

陰で私が糸を引いて姉にそう言わせているに違いないと決め付けた。

満足を知らないじいはどんな時でも今の状態を不満に思っている。

今の閉塞状況から逃れるため、

もう一度船橋の姉のところへ帰るために、私を悪者にしてM子さんを善者にするシナリオを作ったのです。

希望通りに住所変更をした時「あなたに届いた郵便物は自分で判断してね。」と言ったことを盾に取り、

『お前はワシに縁切りと言ったな。それなら、何でお前が身元引受人になっているんだ』と聞き、

それに対して私が「気にいらないのならいつでも辞めるよ」と言えば晴れて姉のところへ帰れる。

というシナリオを書いた。

一昨日私が施設を訪ねたとき、じいはその作戦を実行にうつした。

『何でお前が身元引受人になっているんだ』

『お前は可愛い娘だったはずだ。昔のことを思い出す。

Mデパートで迷子になった時、スクーターのところで待っていれば必ずワシが戻って来るとお前はスクーターのところでじっと待っていた。

あの時のお前は可愛かったのに、今のお前は憎たらしい。

ワシのところへ来ても話もしないし水臭い。

ワシは寂しくて夜も寝られんのだぞ。』

要するにワシを大事にしろ。

ワシを敬え。と言いたいのだ。

しかも、その時たまたま、夫の弟さんから優しい言葉で書いてあるハガキが届いていて

『同じ兄弟でもエラい違いだ。』とイヤミをたれた。

もう言いたい放題です。

夫の弟はじいにハガキを出しただけで善い人になる。

夫がじいにちょっとキツいことを言っただけで悪い人になる。

私のことはまだしも、夫を悪く言われるのには我慢ができません。

でもその時は息子に諌められたこともあり、どんなイヤミを言われても一言もじいの言うことに逆らいませんでした。

「何故そんな風に思うの?親族の私たちがじいの近くにいるから身元引受人をやっているのだよ。縁切りなんて言っていないから安心して!」

私たちが帰るとき、じいは勝ち誇ったように意気揚々と食堂へ昼ご飯を食べに行きました。

後で職員さんに聞きますとこの日は、私が詫びたのでよく寝られたと言っていたそうです。

私の父親はこんな程度の人間なんです。

一々腹を立てる値打ちもありません。

頭では分かっているのです。


逆らうとじいは怒りや不満を貯める一方です。

じいに会い続けることはこちらの方もストレスが貯まる一方で、じいを言葉だけでなく実際に傷つけかねないし、

この状況は私の家庭にまで悪い影響を与えかねない。

そこで、夫と息子が話し合ってしばらくじいの訪問は僕らがしてあげると言ってくれました。

ただし、じいに手紙を書くように。

「私は今、体の調子を壊してしまっておじいさんの施設を訪ねることができません。おじいさんは施設で皆さんに愛されて生活して下さい。それが私の望みです。」

優しい言葉の手紙を出すことで落ち着くのならそれが一番いいだろうという結論になりました。

しばらく距離を置くのもいい方法かもしれません。

結局ムーディ勝山になれませんでした。
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by spremuta-arancia | 2007-12-09 14:38 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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