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あほらし

じいの施設訪問。

母の七回忌から一週間が経ちました。

兄貴から法事に使うようにとお金が送られて来たことを

法事の時にじいに話しました。

このお金はじいの通帳に入れておくから、じいは兄貴に対して礼状を書いてねと言いました。

じいが"うん、わかった。"と言ったので、一週間後の今日、便箋を持ってじいを訪ねると、

"金は持って来たか?"「通帳に入れたよ」

"誰宛に届いたんだ?"「我々宛だよ」

"手紙はあったのか?"「お金だけだよ」

「便箋を持って来たから、書いておいてね。」

"何て書いていいのかわからん。ワシは字が書けんのだ。"

(面倒くさがって書かないだけだ)

"T彦は何て言ってきたんだ?ワシはそれを見ていないから書きようがない"

しつこいな。さっき手紙はなかった。と言ったでしょ。

「手紙はないよ。お金だけが届いたんだよ」

相手をしながら、仏壇を開けて「りん」を鳴らすと、仏壇が薄汚れている。

ポケットティッシュで拭きながら言った。

「箱のティッシュペーパーを買ってもらって毎日こまめに拭いておいてね。」

"暗がりなので汚れがわからん""お前が来て仏壇を拭いてくれ"

じいはカーテンを閉め切っていつも部屋を薄暗くしている。

「あなたの愛するお嫁さんでしょ」"ワシの嫁はお前の何だ?"

「私は毎日忙しいの。あなたは毎日やることがないのでしょ」

"お前が来て拭いてくれないかんのだわ。ワシのところへ誰も来てくれーせん"

一週間に一度行っているっちゅうねん。

ぶつぶつうるさい文句が、また始まった。

「とにかく書いておいてよ」

"ワシは何にも書けんのだ。お前が書いて出しておけ。"

「あなたが自分の気持ちを書かなきゃダメなんだよ。私が書いても何にもならない」

打つ手がないのか、天井を見て"ううううう"と唸り始めた。

見かねて夫が手紙の下書きをしてやった。

「あ~ぁ」そこまでしてやることないのに。

ところで、これだけの会話をするのに相当時間がかかる。

耳が遠くて何度も聞き返すので何度も何度も同じ言葉を繰り返さなきゃならない。

根気が要る。イライラする。
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by spremuta-arancia | 2008-03-08 21:06 | じい関連 | Comments(0)

平凡だけど幸せな毎日を過ごすおばさんの日記


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